家族が一番傷つくのは認知症の方からの暴言!いくら病気だと自分に言い聞かせても心が折れる
実際の認知症の夫を看取った妻からの証言
最初は「あれ?」ということからだった
認知症は風邪なんかの病気みたいに熱が出たり、痛い?辛い?なんていう症状はでません。
最初は「あれ?」ということからなんですね。
でも、この些細な変化は家族でないと気がつかないんですね。
「殺すぞ!」そんな暴言まで吐く夫の変化に恐怖を覚えることもあった
本当に昔の夫からは信じられない豹変振りに戸惑う家族も多いです。
私の母も、「何か悪霊にでもとりつかれているんじぁないか?」とまで思うことも一度や二度ではありません。血相を変えて怒りだす!それもなんでもないことをです。
だから、この奥さんのお言葉もよく理解できますね。
不思議とちゃんと論理的な話も通じる時もあるんです。
ずっとおかしいのではなく
時々おかしくなってしまう・・・?
でも、だんだんそのおかしい状態が頻繁に起こるようになるんです。
普通の時は本当に昔の親や夫に戻るんです。
そのときは本当にうれしいものでした。
「認知症が治ったのかも?」
なんて儚い希望をもってしまうのですが
でも、その状態は長くは続かないんですね。
さらっと話されていますが、認知症の方をもつ家族の負担は相当なものです
私も当時は大変でした。
「もう勘弁してくれ!」と思い悩んだものです。
私にはこの奥さんのように心の広くはないので、ストレスは正直大きなものでした。
でも、
「認知症は病気なんだから・・・!」
と悟りをえないといけないんですね。